ウェブアクセシビリティチェック(検証・試験)サービスについて

バーンワークス株式会社のウェブアクセシビリティチェック(検証・試験)サービスに関する特設ページをご用意しています。詳しくは下記のリンクよりご確認ください。

ウェブアクセシビリティチェック作業においては、大きく下記の3つの手法が用いられます。

  • プログラムによって機械的に行うチェック(AC: Automated Check)
  • 機械的なチェックで発見可能なチェック項目を人間が目視で判断する方法(AF: Automated Find)
  • 機械的なチェックでは発見不可能なチェック項目を人間が目視で判断する方法(HC: Human Check)

弊社のウェブアクセシビリティチェック(検証・試験)サービスは、この全ての手法を適切に組み合わせることで、より確実なウェブアクセシビリティチェックを実現。ウェブアクセシビリティ対応実施前のチェックだけでなく、ウェブアクセシビリティ対応済みサイトの最終テストなどでご活用頂けます。

また、チェック後、具体的にどのような方法でウェブアクセシビリティ対応を行うのかといった計画立案などのコンサルティング、インハウスでウェブサイトを運営されている企業様であれば社内のスタッフ様向けにウェブアクセシビリティに関する研修や勉強会を実施したり、あるいは外注先企業様へのスキルトランスファーといったサポート。必要に応じて実際の対応作業に関しても引き続きご提供可能ですので、ウェブアクセシビリティ対応でお悩みの企業様は、まずは一度、お気軽にご相談ください。

ウェブアクセシビリティ専門家によるチェックで安心

プログラムによって機械的に行うチェック(AC: Automated Check)のみでウェブアクセシビリティに関するすべてのチェックが問題なく完了するのであれば、それはもちろん理想的なのですが、残念ながらプログラムのみで完全なウェブアクセシビリティチェックを行うことはできません。

例えば、画像に求められる代替テキストが、「設定されているか」「設定されていないか」について、プログラムは判定可能ですが、「設定された代替テキストが、その画像に対して適切なものか」までは判断ができません。よって、「miChecker」のようなウェブアクセシビリティチェックツールによるチェック結果が「問題の可能性大」だったとしても、実際に専門家が目視で確認すると問題がない場合もあるなど、機械的なチェックはあくまで参考結果として使用すべきものです。

そのため、ウェブアクセシビリティチェック作業においては、機械的なチェックのみではなく、先に述べた、機械的なチェックで発見可能なチェック項目を人間が目視で判断する方法(AF: Automated Find)、および機械的なチェックでは発見不可能なチェック項目を人間が目視で判断する方法(HC: Human Check)という、人間が最終的に判断するチェック方法を併用することが求められます。

最も標準的な方法としては、ランダムサンプリングした15~30ページを対象に、ウェブアクセシビリティの専門家が細かくチェックした上で、ご希望の適合レベルにあわせた「ウェブアクセシビリティチェックシート」を作成。さらに、チェック結果とあわせて、そこからわかる問題点の傾向や対策方法についてまとめた簡易レポートを作成いたします。

本格的な専門家チームによる全ページチェックにも対応可能

JIS X 8341-3:2016 の「附属書JB(参考)試験方法」に基づく試験をウェブページ一式単位で実施し、ウェブアクセシビリティ方針で定めた、ウェブサイトが目標とする適合レベルが達成されているかの確認や、JIS X 8341-3:2016 試験結果を公開するため、全ページにわたる達成基準チェックリストの作成が必要な場合など、本格的なウェブアクセシビリティ試験の実施に関しても豊富な経験と実績をもとにお手伝い可能です。

弊社は官公庁ウェブサイトにおけるウェブアクセシビリティ対応プロジェクトにおける、ウェブアクセシビリティチェック作業、および改善作業実施の経験があり、大規模ウェブサイトへの対応も可能な体制を整えております。

また、実際にご要望いただくことは少ないですが、ISO/IEC 17050-1:2004(JIS Q17050-1:2005)、およびISO/IEC 17050-2:2004(JIS Q17050-2:2005)に基づき「供給者適合宣言」を作成しての適合表明につきましても、ご要望であれば対応可能です。特に厳格な対応が求められる公的機関ウェブサイトなどにおいて対応が必要な場合もお気軽にご相談ください。

WCAG 2.1 や 2.2 を対象規格としたアクセシビリティチェックもお任せ

現在、多くのご依頼をいただくのは、JIS X 8341-3:2016(WCAG 2.0)を対象規格としたウェブアクセシビリティチェックのご依頼ですが、WCAG 2.0やWCAG 2.2を対象規格としたチェック(試験)にも当然ながら対応可能です。

また、目指す適合レベルに関しても、適合レベル A、適合レベル AA、適合レベル AAA、すべての適合レベルに対応したウェブアクセシビリティチェック(試験)が可能ですので、お客様のご要望に合わせて柔軟に対応可能です。

ウェブアクセシビリティチェックにおける納品物

弊社のウェブアクセシビリティチェック(試験)サービスでは、納品物として下記を作成いたします。

  1. ウェブアクセシビリティチェックシート(試験結果 / エクセル形式)
    チェック(試験)対象となった各ページについて、1ページ、1シートという形で試験対象となった各達成基準におけるチェック(試験)結果、および要修正事項まとめたものです。「達成基準チェックリスト」などとも呼ばれます。
  2. ウェブアクセシビリティ試験実施報告書(PDF / A4、3~5ページ程度)
    チェック(試験)結果から導き出された、チェック(試験)全体に関する傾向や、ウェブアクセシビリティチェックシートのみでは記述が難しい問題点の修正や対応方法のヒントなどをまとめた試験実施報告書です。ウェブアクセシビリティチェックシートの補足資料としてお使いいただけます。
  3. フィードバックミーティングの実施
    納品物とは少し異なりますが、チェック(試験)のご予算内で、チェック(試験)結果を用いた「フィードバックミーティング」(オンライン開催、1回、2時間程度まで目安)をご提供いたします。
    ウェブアクセシビリティチェックシートと試験実施報告書のみではカバーできない、ウェブアクセシビリティ上の問題点の詳細把握や、具体的な対応、修正方法などについてのご相談など、時間内で自由にご質問いただくことや、弊社から可能な限りでの情報提供が可能です。

上記の3点をウェブアクセシビリティ チェック(試験)サービスのご予算内でご提供しますので、チェック(試験)結果を作成するだけでなく、そこで発見された問題点を正しく理解し、具体的にどのように対応していけば良いのか、という点まで責任を持ってフォローしますので、チェック(試験)結果を今後のウェブサイト運用、ウェブアクセシビリティ対応に活かしていただくことが可能です。

自動化プログラムのみによる低価格プランもご用意

機械的なチェックのみで構わないので、ウェブサイト全体のウェブアクセシビリティチェックをスピーディ、かつ低価格で行いたいというお客様には、自動チェックプログラムによるチェックサービスもご提供可能です。詳しくは下記をご確認ください。